4. 物理学的QA/QC
A. QA/QC の意義
a. 放射線治療における不確定要素
b. 不確定要素の算出方法と評価
・AAPM TG142
投与線量の全不確かさ ±5%
空間位置の全不確かさ ±5mm
・ICRU report24
線量 出力線量 2.5%
標的の線量計算 3%
総合的誤差 5%
幾何学的 機械的変位 5mm
セットアップと標的の動き 8mm
総合的誤差 10mm
○統計誤差、偶然誤差
(2015 記述)
・統計誤差
:標的に対する一定の線量の低下
・偶残誤差
:辺縁での線量の低下(低密度媒質で影響は少ない)
イントラフラクション | インターフラクション | |||
シネマティック(系統)エラー | ランダムエラー | シネマティック(系統)エラー | ランダムエラー | |
Internal Error |
生理的変化 (呼吸性移動対策) |
生理的変化 (呼吸性移動対策) |
Target、体重の変化 (再プランニング) |
生理的変化(IGRT) |
Setup Error | - |
患者体動 (再セットアップ) |
技術的エラー (IGRTの精度) |
(日々の患者位置ずれ) (IGRT) |
B. 外部照射のQA
a. 治療装置、周辺装置〈性能評価、コミッショニング、精度管理〉
b. 治療計画装置〈性能評価、コミッショニング、精度管理〉
(2016 60)
・スキャンデータ
「PDD」「TMR(TPR)」「プロファイル(OCR)」「半影部」
・ノンスキャンデータ
「Scp」「Sc」「Sp」「ウェッジファクタ」
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