Ⅳ.放射線診断物理学

対策ノート 

X 線画像の形成と画質

F. X 線画像の形成と画質   a. 画像の拡大とひずみ   b. 散乱X 線の影響 c. コントラスト特性(2012 25) ○特性曲線の測定方法とその特徴 ・タイムスケール法 :タイマーにて露光量(t)を変化させる 表示タイマーと露光量のリアリティ(短時間領域)が問題で、線量モニタが必須    アナログ系では相反則不軌の影響を受けるため使用不可 ・距離法 :距離の逆二乗則を利用して露光量(I)を変化させる 広いダイナミックレンジを得るためには、数10メートルの距離が必要 距離制限のある装置への対応が問題で、放射口に金属フィルタを付加するなどで解決 ・ブートストラップ法 :アルミステップを、露光量を変化させて撮影する(例:1倍と2倍) 露光量範囲が不十分であったり、入出力特性取得のための作図が複雑である 散乱線X線の影響を受ける   d. 解像特性〈解像度、鮮鋭度〉 (2015 29、2013 26) ○MTF :横軸:空間周波数  縦軸:MTF値(1.0~0までの値)   1に近い程解像特性が良い   ○MTFの測定方法とその特徴 ・エッジ法 :ESFを取得→微分しLSFに変換→...
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